症例と治療

急性中耳炎

カゼを引いたあとに、耳痛があれば、ほぼ急性中耳炎が強く疑われます。鼓膜が発赤し、鼓室内に膿性液が貯留することがあります。滲出性中耳炎に移行しないよう、しっかり、治療しましょう。お風呂は2~3日、控えたほうがいいです。

 

 

 

 

滲出性中耳炎

中耳腔に滲出液が貯留する病気です。鼻から空気を通して(通気)治療します。鼻やアデノイドの炎症が原因となっていることが多いので、根気よく治療しましょう。

 

 

 

 

 

急性副鼻腔炎

膿性鼻漏や頭痛が続くようなら、疑われます。抗生剤の内服とネブライザー(副鼻腔薬物吸入)、副鼻腔洗浄による局所治療が効果的です。

 




 


慢性副鼻腔炎

(詳細は日帰り手術ページへ⇒)

カゼを引いたあとも鼻汁が止まらなかったり、のどに鼻汁が落ちてくるなら、疑われます。マクロライド系抗生剤の3ヶ月内服、ネブライザー(副鼻腔内薬物吸入)、副鼻腔洗浄をします。それでも改善しない場合は、内視鏡手術をします。

 

 

 

 

アレルギー性鼻炎

(詳細はレーザー手術ページへ⇒)

ダニやハウスダスト、その他、花粉(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど)が原因していることがありますので、アレルゲン(原因抗原)を調べる必要があります。(スクラッチテスト)
内服のほかに、点鼻液外用があります。また、レーザーで鼻粘膜焼灼する方法があります。

 

慢性中耳炎

(詳細は鼓膜形成術ページへ⇒)

長期に耳漏が続く、鼓膜が穿孔している、難聴がある。あきらめていませんか?治療、手術で治るものもあります。

 

鼻出血

習慣性に鼻出血する人、突然鼻出血した人、原因部位を探して、直接、サージトロンという器械で電気凝固止血できます。

 

 

 

 

 

突発性難聴

突然、難聴が起こる病気です。耳閉感、耳鳴り、めまいを伴いことがあります。早期に治療しないと治らない場合もありますので、早めに治療を開始する必要があります。

 

めまい

(詳細はめまいページへ⇒)

天井がグルグル回って起き上がれない、フラフラして気持ちが悪い。また、いつ、めまいが起こるか心配、脳に病気があるのでは?めまいの原因はさまざまです。原因がわからないままだと、さらに不安が増してめまいが治りにくくなることがあります。しっかり、検査しましょう。

 


津軽ばあばの献立日記 つがるナースの若返り奮闘記 弘前発!ハッピーエイジングライフ

お知らせ

2024年6月の診療報酬改定に伴い、当院では以下の施設基準を満たしております。

・医療情報取得加算
・医療DX推進体制整備加算
・外来感染対策向上加算
・外来・在宅ベースアップ評価料(I)

2024年6月より算定が変わりますので明細書をご確認ください。 詳しくは「院内掲示一覧」をご覧ください。